お線香のあげ方

201903_img01仏様への基本的なお供えのひとつであるお香。
その香りは身を清めるものであり、故人様、仏様との間を繋いでくれるものですが、
宗派によって、お線香の立て方や本数などが異なります。

 

宗派によるお線香のあげ方の違い

・お線香の本数
・お線香を折るかどうか
・立てるか寝かせるか
 

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この3点が宗派によってのお線香のあげ方のポイントとなります。
お線香のあげ方は、それぞれの宗派によって異なるマナーであり、それぞれの教義によって意味があるものです。

 

お線香の本数は、どの宗派も1本~3本までとなり4本以上ということはありません。
 

3本のお線香を立てるというのは仏教の教えの大切な要素の三宝である「仏」・「法」・「僧」を3本のお線香で表しているという説が一般的で、香をあげることが三宝に帰依するという意味が込められています。
その他では、「貪」・「瞋」・「癡」という煩悩の三毒を滅するため、「身」・「口」・「意」の三業を清めるためという説などもあります。
3本のお線香を立てる場合は、横に並べずに香炉の中に逆三角形になるように立てますが、天台宗や真言宗では横一列に並べて立てても構いません。
 

201903_img041本のお線香を立てる宗派では、真の教えは一つしかないという意味や「仏」・「法」・「僧」の三宝は3つの独立したものではなく、3つは一体のものだから1本で良いという教えからきています。
1本のお線香を立てる場合は、香炉の真ん中に立てますが、複数人が続いてお線香をあげる場合は、香炉の空いているところに立てても構いません。
2本立てる場合は、2本一緒にくっつけて立てても、間を開けて立てても構いません。
 

宗派によるお線香の本数や立て方などを理解することは大切なことですが、心をこめて故人を偲び手を合わせ焼香をすることが一番大切なことです。

マナー違反になるお線香のあげ方

・息を吹きかけて火を消さない
「身」・「口」・「意」の人間の三業の一つである「口」には穢れがあるとされ、その「口」から出した息で神聖なお線香の火を消すことは無作法とされています。お線香の火は手であおいで消すのがマナーです。
 

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・マッチやライター等で火をつけない
ろうそくの火でお線香に火を付けるのが正しい作法です。
 

・リンをむやみに鳴らさない
宗派によって違いはありますが、お線香だけをあげる場合に、リンを鳴らすことは無作法とされています。

 

 

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